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新教育の森:裏サイトやプロフ、教員の監視に限界 事件続発でも対策手探り
 ◇いたちごっこに悲鳴

 携帯電話の「学校裏サイト」やプロフィルサイト(プロフ)上の書き込みが原因となって、子ども同士の事件やいじめが続発している。対策は容易ではなく、教育現場では試行錯誤が続いている。

 ◆学校に携帯配ったが

 三重県伊賀市は昨年7月、市立の全中学校12校を対象に2校に1台ずつ携帯電話を貸し出した。学校裏サイトやプロフの利用実態を把握するとともに、監視を強化して生徒による不適切な書き込みを減らすのが狙いだった。しかし、年度末で携帯電話はすべて回収され、今は市教委の担当者の机の引き出しに眠っている。

 市教委の担当者は「現場の教員から苦情が相次いだため回収した」と打ち明ける。貸与した携帯電話で1日1回20分程度を目安に計2回監視することを要請したが、教員からは「毎日そんな時間は取れない」「今風の言葉で書かれているので『解読』するだけで疲れる」といった悲痛な声が多数寄せられた。サイトを見つけても生徒同士しか知らないパスワードを設定され、すぐに水面下に潜ってしまうことも大きな障害になった。

 携帯電話を使ったいい方法が他にあるのではないかと思い、携帯電話の契約は打ち切らなかった。しかし、あれこれ模索してみたが名案は浮かばず、6月中に各校の生徒指導担当の教員を集めて再度監視を依頼することにした。「先生が監視していることは抑止には効果はあるはず」と担当者は話す。しかし、反発の声が多ければまた検討し直しを迫られる。「正直、裏サイト、プロフ対策はどうしたらいいか情報がほしい」。苦しい胸の内を漏らした。

 ◆深夜に自腹で調査

 伊賀市のように、監視をバックアップする自治体は珍しい。神奈川県内の公立中学で生徒指導を担当する男性教員はほぼ毎日午後11時すぎ、妻と子どもが寝静まるのを待って最後の「仕事」に取り掛かる。学校裏サイトやプロフに生徒が関係する誹謗(ひぼう)・中傷が書き込まれていないかを調べるのだ。使うのは自分のパソコンと携帯電話。3年ほど前から自主的に続けているが、通信料はすべて自腹だ。

 きっかけは3年ほど前、保護者との懇談で携帯電話のトラブルが話題に上ったことだった。そのころ、わいせつサイトなどにクリックさせ、接続料名目で現金をだまし取る手口の詐欺被害が急増していた。生徒が被害に遭う恐れもあるとして、学校は対策に乗り出そうとした。ところが、携帯電話の問題は当時急速に広まった学校裏サイトやプロフへと一気に移っていった。生徒が加害者になりうる事態になり、学校裏サイトやプロフを調べることにした。

 生徒たちはサイトへの書き込みを「カキ」、やり取りを「絡む」などと呼ぶ。メッセージのやり取りはサイト上の「足跡」「あしあと」といった項目に残される。男性教員はそれをチェックする。

 プロフでのやり取りはこんな感じだ。「絡もうよ」「カキぁりがとーゥ」「かわいいね」「かゎぃくないょー」「彼氏居る?」「ぃなぃょー」「ぢゃぁ彼氏希望で」「募集してなぃから笑」。互いの顔写真を見せ合い、「なんで髪、そめないの?」−−。たわいない会話でも交友関係や心理状況を把握でき、生徒指導のヒントになる。

 中には、犯罪を誘発しかねない内容もある。例えば、自分の下着姿の写真を載せた女子中学生のプロフ。アクセス数を増やして「人気ランキング」上位に入るのが目的だ。しかし、わいせつ・強姦(ごうかん)目的の男が近づいてくる危険性は一気に高まる。逆に、「援助交際」の温床になる恐れもある。さらには、悪質業者がわざとわいせつ画像を載せてクリックさせ、接続料名目で金をだまし取ろうと狙っている可能性もある。

 メッセージのやり取りがエスカレートし、いじめや事件につながったケースも目立っている。このため、男性教員は監視時は常に緊張を強いられる。危険と判断した場合はすぐにサイトの管理人に削除を依頼する。そして、全校集会や朝礼の時間に、実際の事件の例などを挙げてそこに潜む危険性を訴えながらさりげなく警告する。「匿名で書き込んでいても、先生や警察はだれが書き込んだかちゃんと分かるんだよ」

 ◆危険性伝える教育を

 男性教員は最近、生徒の間で中傷などの書き込みに対し非難や自己防衛する動きが芽生えてきたと感じている。実名を挙げた個人攻撃などの書き込みがあると「そんなことはやめろよ」というメッセージが自然に書き込まれるようにもなった。「危険サイト」のアドレスを知らせてくれる生徒も出てきた。

 監視が奏功したのかもしれない。しかし、限界も感じている。自費で深夜にまで及ぶ監視活動は、必要最小限に抑えざるをえない。サイトを見つけても、それを察知した生徒はすぐにパスワードを設定し、外部者を排除する。

 男性教員は「数百人もいる生徒一人一人の書き込みを追跡するのは無理。見つけても結局地下に潜っていたちごっこ。今必要なのは、携帯電話の正しい使い方や危険性などをきちんと教える情報モラル教育だと思う」と話す。

 ◇新規契約なら接続遮断可能
 ◇「キモい」「うざい」目立つ中傷 中高生、100万人以上利用

 学校裏サイトは、学校が学校紹介のために作る公式ホームページの非公式版。「○○中掲示板」など学校名を冠したスレッド(特定の話題に関する投稿の集まり)を生徒自身が立て、主に同じ学校・地域の生徒や卒業生の情報交換の場として使われる。以前はパソコンの「2ちゃんねる」が舞台だったが、今は携帯電話のサイト上が主流だ。

 プロフはプロフィルの略称。携帯電話の専用サイト上で、趣味や好きな異性のタイプなど所定の項目に順に入力していくだけで、即席の「自己紹介カード」が無料で出来上がる。全国の相手と気軽にやり取りができるとあって、小中高生の間で一気に広まった。「前略プロフィール」「モバゲータウン」などが人気サイト。利用している中高生は100万人以上ともいわれる。

 しかし、利用者の増加とともに、子どもが事件に巻き込まれるケースも目立っている=別表。文部科学省が今年1〜3月に行った調査では、学校裏サイトは約3万8000件。約2000件を抽出したところ、半数で「キモい」「うざい」など他人を中傷する表現があり、約3割で「死ね」「殺す」など暴力的な表現が含まれていた。

 こうしたサイトは、あらかじめ接続を遮断できる携帯電話会社のフィルタリングサービスの対象になっている。今年1月以降、未成年者の新規契約者には原則としてこのサービスが適用され始めた。しかし、それ以前の契約者については適用時期は決まっていない。

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 ◇学校裏サイトやプロフを巡る事件

 【07年】

1月 仙台市の中3の男子生徒(15)を裏サイト上で「死ね」と中傷したとして、宮城県警が同じ中学の女子生徒を侮辱の非行事実で家裁送致。3月に同じ中学の男子生徒を家裁送致

4月 大阪市の私立中1年の女子生徒(13)を裏サイト上で中傷したとして、大阪府警が小学校時代に同じ塾に通っていた別の私立中の女子生徒を名誉棄損の非行事実で児童相談所に通告

7月 神戸市の私立高3年の男子生徒(18)が裏サイト上で裸の写真や実名を書き込まれた上に同級生らから現金を要求され自殺。9月に兵庫県警が同級生3人を恐喝未遂容疑で逮捕

8月 大阪府豊中市の府立高1年の男子生徒(15)が裏サイト上で校長を名指しして「殺す」と書き込んだとして、大阪府警が脅迫容疑で逮捕

9月 プロフの書き込みが原因でけんかとなり、埼玉県富士見市の中学3年の男子生徒(15)を殴ったとして埼玉県警が無職少年(16)らを傷害容疑で逮捕

 【08年】

4月 プロフの書き込みが原因でけんかになり、中3の男子生徒(14)を金属バットで殴ったとして千葉県警が同県柏市の無職少年(17)を殺人未遂容疑で逮捕

4月 プロフに書かれた悪口に腹を立て現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁が東京都あきる野市の無職少年(16)ら少年4人を恐喝未遂容疑などで逮捕

5月 プロフで知り合った女児(11)に性的行為をしたとして、宮城県警が無職の男(30)を強姦容疑で逮捕

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